俺の名前は相馬誠人。
親父は仕事で海外を飛びまわっているし、お袋は子供の頃に死んでしまったので覚えていない。
そんな訳で今まで姉ちゃんと二人きりで慎ましく生きてきたんだけど、ある日突然美人な義母と可愛い義妹がやってきた！

もちろん俺は有頂天。忙しいオナニーライフに勤しむ俺だったけど、さすがに天罰が下ったらしい。
交通事故に巻き込まれて搬送されたのは、叔母が勤める病院だった。
そしてそこには幼馴染の看護婦さんや、仲の良い先輩まで入院していて気分は上々。
そうだ！先日見知らぬセールスマンから貰ったゲームで、ひとつ仲良くなってやろうかな…。

義理の妹の［相馬結菜］をかばって、全治３ヶ月の交通事故に遭ってしまった主人公の［相馬誠人］。
その病室に義母の［相馬菜月］が結菜とともにお見舞いにやってくる。

「誠人さん、結菜のせいでごめんなさいね」
「結菜が無事でよかったですよ。でないと助けに飛び出した俺がバカみたいですし」
「そんなことないよぅ…おにいちゃん、ごめんね」
「あのな、それを言うなら『ごめんなさい』より、『ありがとう』の方が嬉しいぞ」
「そ、そうだよね。おにいちゃん、ありがとう」

そして、結菜がお見舞いの品に持ってきたのは、見知らぬセールスマンから貰ったという奇妙なテレビゲーム『SOUKAN-YUGI』。
結菜たってのお願いで『優勝した者が誰かに一つ命令できる』というルールのもと、親子三人で遊ぶことにしたのだが……

父親が再婚するまで、誠人を母親代わりに育ててきた姉の［相馬美咲］が今日もお見舞いにやってくる。

「誠人ったら何をやってるの！怪我人なら怪我人らしく静かに寝てなさいっ！」
「あっ、姉ちゃん。お見舞いに来てくれたんだ？」
「弟クン、ひさしぶりっ！足を骨折したって聞いたけど元気そうじゃん」
「あれれ？陽菜先輩まで…どうしてここに？」

［春日部陽菜］は美咲の学生時代からの親友。誠人にとっては何かと頭の上がらない先輩でもある。

「いやぁ、私もここに入院しててさ。廊下でばったりミサと会ってね、暇だからお見舞いに来てあげたの」

入院生活で暇を持て余している陽菜が、目ざとく枕元に置いてあったテレビゲームを見つける。
そして、陽菜は強引に誠人と美咲を誘い、『SOUKAN-YUGI』で遊ぶことに決めてしまう……

密かに誠人のことを想いつつも、家庭の事情で遠くに引っ越してしまった幼馴染の［白幡さくら］。
ところが今回偶然、誠人は入院先の病院で、看護学校の研修を受けている最中のさくらと再会する。

「えっ？うそっ！本当にさくらちゃん？うわぁ、懐かしいな…！」
「マコトちゃん、なかなか気が付いてくれないから忘れちゃったのかと思ってた」
「だって、すっかり大人っぽくなってるんだもん。気付くわけないよ！」
「あら、誠人くん。白幡さんとは知り合いなの？」
「マコトちゃんには…幼稚園のころ、よくいじめっ子から助けてもらったんです」

叔母で看護婦長として働いている［成瀬愛］も混ぜて、昔話に花が咲く。
そんな時、ふとした弾みで『SOUKAN-YUGI』の電源スイッチが入ってしまい……

※Vol.4はVol.1～Vol.3の全話購入者限定特典です。単独では販売されません。
パッケージ版及び4本パックには収録されております。

Vol.4のヒロインは、Vol.2に登場する［春日部陽菜］とVol.3に登場する［白幡さくら］の2人。
相姦遊戯2"番外編"とも言えるストーリーはプレイしてのお楽しみ！