■第8回■

＜属性～その４＞
今回は主人公の母親、桜井佐和のＣＧです。
催眠術によるシチュエーション（ネタ）を考えるときは、ヒロインの性格だけではなくその生活環境などにも注目します。
今回は特に［日常の変質］というコンセプトですので、そのあたりは重要になります。
できる限りヒロインたちの普段の生活を追っていき、そこに催眠術というギャップを侵入させるわけです。

さて、桜井佐和は働くお母さんです。毎日仕事が忙しく、帰宅も遅かったりします。
そんな疲れた母親にマッサージをしてあげる、というのは自然な（？）コトではないでしょうか。
その［マッサージ］が、催眠術で変質されられたとしたら……？
『マッサージは下着姿になってされるもの』
『どこを触られても、それは普通のマッサージ』
母親想いな行為が、一転エロエロな痴漢行為になってしまいます。

と、そんな風な流れで、NATORIは催眠シチュエーションを考えていきます。
催眠好きの皆さんも、普段の生活の中で「こんなとき、こういう催眠をかけれたらなぁ」と妄想することはありませんか？
それと同じような形で、ゲームの主人公の生活をなぞりながら発想をしていくわけです。

さらに佐和は［主人公の母親］という立場から、別タイプの催眠もかけられます。
いったいどんなものなのか……お楽しみに！（このヒキ、パターン化してます）

＜ダウンロード販売について＞
今回の『催眠術２』にはダウンロード販売がありますが、先行発売ではありません。
パッケージ版と同時発売となります。
手に入りにくい方のための、購入手段のひとつとお考え下さい。

以上、広報からでした。
……というわけで、ダウンロード販売に関してもう少し記述したいと思います。
ダウンロード版（以下ＤＬ版）とパッケージ版（以下パッケ版）のタイトルは、元々企画をするときから違うタイプのものになります。
ＤＬ版タイトルの企画は、まずどのような発売形式にするのか、という点から決めます。

『.fuck』や『相姦遊戯』の場合、キャラクター別のタイトルにする形式でした。
これはキャラクター別にすることで好みのヒロインを選んでいただくという目的があったからです。
（またＤＬ版タイトルには［おまけ］という要素が比較的用意しやすい点もあります）

もちろん、パッケ版と比べてサイズや価格などに制限がありますので、あまり大掛かりなものはできません。
以前のコラムの枚数云々で触れましたが、限定された中でいかに面白いものにするか、という部分が重要になってきます。
［ＤＬ版ならでは］というものを用意する必要があるわけで……これがまた厳しくもあり楽しくもある点です。

今回の『催眠術２』は、そうしたＤＬ版とは違い、パッケ版をダウンロードでも販売するというものになっています。
値段も規模もパッケ版のサイズ……個人的にはこの試みが、どのようになるのか興味深く思っています。