充臨館学園に通う、概ね普通の学生・織田道臣。
学園の内外を問わず、黒い噂の絶えない学生・狩野元哉。
同じ学園に通う後輩と先輩でしかなかった両者は、ある日、ひとつの接点を持つことになる。
「エロゲー」を買う姿を元哉に目撃された道臣。
道臣の「陵辱ゲー」に、興味と欲望を膨らませる元哉。
そして、元哉は道臣に問い掛ける。
「現実を舞台にして、ゲームを再現できないか?」
ゲームの目的は「攻略対象を性奴隷へと堕とすこと」。
攻略の手段は「陵辱」。
攻略の対象は「氷川雫」「綾瀬優姫」「坂崎遥」
ありふれた日常の中で出会う無数の選択肢。
なにげない選択が、重要なフラグを立てる。
積み重ねられたフラグが導く、興奮のエッチイベント。
ゲームの中で遊び飽きたはずのパターンが、体液の匂いと悲痛な叫び、艶かしい姿態と熱い感触を備え、現実の光景となって道臣の前に再現される。
現実から切り離された、ゲームという虚構の世界。
その虚構が現実と交錯する時、凄惨なゲームが始まる。
「これは遊びなんだ。欲望のままに女を襲う犯罪じゃない! フラグを立てて標的を攻略する――立派なゲームなんだ! その点を間違わないでくれよな」